資格は何のため?

独学 インテリアコーディネーター

このお話は何物でもなかった私が

インテリアコーディネーターの○○です。

と初めて何者かになれた話です。

何者かとはどういうことでしょうか

どこかに所属している自分は、そこの所属でなくなると、

途端に何者でもない自分になる、ということです。

なぜ資格を取りたいと思ったのか

私は仕事上、お客様に提案することを求められる立場でした。

人にかかわることは好きな方です。だけど仕事上愛想だけではすまされませんでした。

お客様に話を聞いてもらうには、私の言うことに説得力がなくてはなりません。

当時上司には、知識があれば年齢は関係ないよ、と言われながら20代は仕事をしていました。

しかしながら、「人は見た目が9割」という残酷な心理があります。

どうしても頼りない感じが拭えなかったと思います。(自分でもそう思う)

もともと人のニーズを優先してしまって、自分の意見を言うのも苦手な性格で(なんか、提案者としてマジ頼りないと思う)

資格を取得して、少しでも自分に足りないところを補えたら…

そういう意味でも、資格取得は私にとって大きなメリットがあることでした。

目指せインテリコーディネーター

私は一般的な資格取得の体験談と比べると、結構年月をかけています。

ダラダラとしていた意識は全くありません、

自分なりに資格を取りたい!頑張りたい!という大きな目標があるはずなのに

仕事に、学校に、生活に追われて、中々勉強時間が確保できなかった、反省があります。

でも過程がどうあれ、資格が取れました😅✨

インテリアコーディネーターは、諦めず、ぼちぼちでも地道に取り組んでさえいれば取れる資格です。

このブログを読めば、ぼちぼちでもいいんだよ、とちょっと志が高すぎる人たちの息抜きというか、

そんな人がホッとできたる話になるといいなと思い、綴っています。

スパッと一発で合格できない私でも成功しています。

現在インテリアコーディネーター資格取得を目指している方は、

ぼちぼちでいいから、頑張ってくださいね😄

私の境遇

学生の頃は芸術大学のデザイン学科で家具の制作などをしていました。

新卒でリフォームの会社に就職してから、建築の業界に初めて飛び込んでいったという感じです。

インテリコーディネーターはずっと憧れていた資格でしたが

初めて試験を受けるまでも、意外と時間をおいています。

すぐに受けることしていませんでした。

就職してから4年間は普通に仕事してました。

(仕事で覚えることたくさんあって…😅)

社会人5年目の試験に初めて挑戦した、という感じですね

結果は…惨敗😭

完全に舐めていたのです。

一応建築業界に席を置いている自分は

周りのみんな(ちょうどインテリコーディネーターの専門学校に通っていた年でした)よりも専門知識が多いはずだ、とか自負して余裕かましていたんですよね

そこから資格取得まで、予想以上に時間がかかり…

このまま私は本当の意味でインテリアコーディネーターになれなのではないのかな…

もしかしたらインテリアコーディネーターではなくて、2級建築士のほうが自分が取得すべき道なのでは…とか変な逃げの思想になったり😅(この馬鹿な思考を殴ってやりたいです。)

そのくらいインテリコーディネーターの資格取得は、私には簡単じゃない資格でした。

仕事で関わっている私でも、最初のとっかかりが大変で…

初受験の年

計画をざっくりと立ててから、とりあえずやるぞ!と意気込んだものの

コーディネーター学校の課題の多さに忙殺…

(町田ひろ子アカデミーは資格の為の学校ではなく、実務の為の学校です。課題の多さで有名 徹夜、必要です。)

初受験の年に当時の仕事を退職しましたが、仕事をしていた期間は仕事+学校の課題に必死のパッチで

で、仕事を退職後は、少し余裕ができるはずなんですが

それでも課題だ卒業プレゼンだで、全然余裕なかったです。💧

あっけなく計画は総崩れでした。😭

結果→その年落ちる

やっぱりか~感はありました。😂

初めてだったから、そんなにすぐにはうまくいかないよね

と最初は落ちても余裕がありました。

翌年、今度は地元の富山県で同じく住宅業界の会社に就職、働きながら受験しました。

が、結果→2年目落ちる

敗因はなんっだったんでしょう?

新しい職場で、この年も仕事に必死だったと思います😂

2回落ちると少し焦りが出てきて

自分なにやってるんだ!もう資格取っておきたいよ!と

初受験から3年目、ようやく勉強することが定着してきたかもと感じた年でした。💧

結果→3年目でようやく桜が咲きました🌸(あくまで1次試験だけね!)

この時すっごく嬉しかったのを覚えています。

最難関は1次試験だ(なぜかそう思ってた)、2次の製図・パースはむしろ得意なはずだ(絵心は多少ありました)

と、ここでまた悪い癖なのか余裕をかましてしまうんですね😅

この時の自分を殴ってやりたいです😅

結果→初受験から3年目2次試験で落ちる

2次試験については2回受験できる猶予が設けられます。

1次の合格基準を満たせたときは、もう気分は有資格者のインテリアコーディネーターの感覚でした。

それが2次試験が終わった後は内容が撃沈だっただけに

一気に崖から付き落とされたような感覚でした😭

ここでちゃんと翌年意気込めよと感じますが、

翌年もなんやかんや、取り組めなくて、十分に対策が間に合わなかったんですよね…

結果→4年目2次試験に落ちる

いよいよ、やばいやばい、もうラストチャンスになってしまったと焦ります。😭

このまま、また2次に落ちてしまったらもう一度1次試験からやり直しです。

そんなエネルギーもう私にはないかも~😭

このまま一生資格を取れなかったらどうしよう~😭

と絶望的でした。

後がない私は2次試験の対策講座を受講しました。

対策講座を絶対にお勧めという訳ではありませんが、

とりあえず、数をこなしてなんぼやと思って製図をやりまくりました。

これがよかったんでしょうね、それなりに時間を掛けなくても

プランしながら感覚で書き上げることができるようになっていきました

結果→初受験から5年目で晴れてインテリアコーディネーターの有資格者になれました✨

内心本当に本当に嬉しかったのですが、周りの人には

「どんな時間かかってるんだよ~って感じですよね~」ってちょっと

冷静をぶっこいていました。実際、めちゃくちゃ嬉しかった

何よりホッとしました。

お恥ずかしいですが、中学も高校も対して勉強した経験もなければ

資格もろくに持っていませんでした、

そんな何者でもない私がようやく何者かになれた気がしました。

実際は、資格の有無が仕事にすぐに結びつくかというと

私の場合はそんなことはありませんでした。

結局は経験値には勝らないのかなとは感じています。

しかしながら、私にとってインテリアコーディネーターの資格は

とても意味のある資格です。

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